告白するが、学業成績のなかで、最低評価の「1」を取ったことが1度だけある。それは図画工作。今は何と言う授業なのかは知らないが、絵を描いたり、物を造ったりするアレである。通知表を開いた時はあまりのショックに、すぐには帰宅できず、学校の裏の竹やぶに入り、さすがにロープで云々することまでは考えなかったが、笹の葉の中に葬り去ろうかと真剣に悩んだことを鮮明に覚えている。
当時、学校は相対評価を採用しており、各クラスの中で数人は1を評される者がいた。図画工作に限らず勉強も大嫌いで、いたずらを評されたら5は固かった筆者は、担任の先生にとても嫌われていた。よって、本来は2でも良かったはずなのに感情的なバイアスがかかった結果だと思っている。
と、苦い思い出話はこれくらいにしておいて、それが今日の授業参観でフラッシュバックした。
アイスクリームの絵がズラリ。美味しそうと言えばお世辞になるが、色とりどり綺麗な三段アイスクリームを描いている。そんな中で、一際目立つ作品があった。
いやはや、これは筆者よりも数段上のヤツがいるじゃないか。後先何も考えずに塗って塗って塗りまくって、結果「いろんなもりあわせ」とかとってつけた言葉で誤魔化す。これこそ、ぶっちぎりでがんばりましょう的なやつだろうなぁ、大きくなれよ!などどシンパシーを覚えつつ下に書いてある名前に目を向けたところ、まさかまさかのチャン・グソクBだったと言う事実(泣)
教室に入り、「お前、あのイタズラ書きはなんなんだ!うん○か!」と、どやしつけたところ、真っ赤な顔をして「ひどいよ。あれアイスだもん」と泣きべそをかいて反論してきたのだった、、、。君は、あのアイスを食べたいと思う?と言いたくなったがやめておいた。
蛙の子は蛙。しかしよく考えてみれば、これは親父のほうが謝るべき話なのかもしれんな(泣)