先日、持病の内痔が出て困っていたところに、内示も出た(殴)
人生、どちらも突然やってくるから困ったものである(蹴)
課長の補佐役になって丸9年。
その間、昇任の話は幾度もあった。
が、そのたびに肥後の殿様の鶴の一声で、見事に“なかったこと”にされてきた。
理由はいつも同じ。
「まだ早い」
便利な言葉である。
相手の9年も一瞬で無効化できる魔法の呪文。
こちらとしては、早いも遅いもなく、実績を積み上げてきつもりなのだが、殿様の中では、筆者の時間は止められていた。
各方面からも、何度も進言していただいた。
そのたびに、綺麗に裏切られる繰り返し。
応援していただいている方々に応えられない申し訳なさと、自身の不甲斐なさ、情けなさを、ここ数年心で押し殺してきたわけである。
そして、ここ最近の話である。
新しい上役が次々と入ってきた。
肩書きは立派。だが、蓋を開ければ、
「これ、どう判断するんですか?」
「この件、金太郎さんに聞けば分かります?」
「この仕事、お願いしてもよいですか」
気がつけば、皆こちらを頼ってくるじゃないか。
いや、ちょっと待ってよ。
肩書きは上なのに、どうして判断はこっち任せなんだ。
誰が上役で、誰が補佐なんだか分かってるのか。
教える側であり、回す側であり、尻拭いする側でもあった。
それでも肩書きは据え置き。殿様の評価は、
「まだ早い」
で、今回である。
聞くところによると、“一番近い側近”の一言で、あっさり決まったという。
「金太郎さんを昇任させないと、会社が回りませんよ」
それさぁ、5年前に言っといてくんない?という話である。
結局のところ、評価されたのは筆者ではなく、
“放っておくとマズい状況”の方だったのだろう。
9年かけて積み上げたものより、一瞬の危機感の方が価値があるらしい。
なるほど、今まで見てきた殿様らしい振る舞いである。
正直、殿様の命もあと数カ月。
このタイミングでの昇任など、もはやご祝儀か在庫処分である。
ここまで来たなら、貴方に上げてくれなくて結構。
むしろ、最後まで上げないでいてくれた方が、よほど筋が通っていた。
期待させて落とされるのは慣れている。
だが、期待させられずに積み上げた末、最後に雑に回収されるのは。
人は、報われないことよりも、
中途半端に報われる方が、よほど腹が立つことを学んだ。
一言だけ言わせてほしい。
入社以来、「会員の役に立つこと」と「支部との信頼関係を深めること」を大切に取り組んできた。
今後もこの姿勢を変えず、地道に続けていく。
それこそが、当社で働く者としての本来の意義だと考えているからだ。
本来嬉しい話のはずの話。
実は鬱々として悶々としている心の内を、読者の皆さんだけに。




















































