支那麺はしご@新小岩

土日の唯一の楽しみが、まさかの二日連続で叶ったの巻🍜

宿題店だった「支那麺はしご」へ、ついに訪問。

本店(銀座)には未訪問ながら、系列の「支那麺屋よかろう@内幸町」には何度も通った身。あの、さっぱりとした坦々麺が大好きで、胸を高鳴らせて暖簾をくぐる。ちなみにチャッピー情報によると、本店の開業は1964年、新小岩は1979年。いまや名実ともに“歴史ある名店”だ。

レンゲをすくうと、ふわりと八角の香り。

口に含めば、さっぱりとした醤油ベースの中に、旨味・酸味・塩味・辛味が渾然一体となり、絶妙なバランスで押し寄せてくる。

「旨杉晋作!」と心の中で叫ばずにはいられない。ライスはランチタイムのサービス。複雑な味を一旦リセットさせるのにマストなアイテムで、まさに魔法のひと口。

世にいう坦々麺といえば、胡麻が効いた黄金色の濃厚スープを思い浮かべがち。しかし、はしごの「だんだんめん」はまるで別物。軽やかでキレのある独自路線。長い歴史の中で繁盛もあれば苦難もあったはずだが、この味があれば乗り越えられるだろうと、妙に納得してしまう。

支那麺はしご。名店の看板に偽りなし。また来たい。