
朝イチの草野球を終え、土と汗まみれのまま河川敷を横断し、子どもたちの試合会場へ直行。
「11時半までにメンバー表提出せよ」という鬼タイムリミットに追われ、バットよりも筆が重い午前である。
そんなバタバタ劇の合間、グラウンド近くで見つけた中華料理屋「永楽」。

店前の風情は、どこか藪蕎麦か寿司屋調。中華料理店らしからぬ落ち着いたたたずまいに、汚いユニフォーム姿を忘れ、思わず背筋がピンと伸びる。
開店11時。少し待って入店。
メニューを開くや否や、エッ⁉️と小さい目を2倍にするほどの強気価格👹

金は無いけど、時間と店を出る勇気はもっと無い💦
腹をくくって「タンメン」と「タレなし餃子3個」をオーダー💸
総勢24人のメンバー表をせっせと作成をしながら待っていると、餃子が上がってきた。

わざわざ“タレなし”を冠するのだから、卓上の調味料には見向きもせず、そのままガブリといく。

皮はパリッ、そしてモチモチ。このコントラストだけで、一塁を蹴り二塁まで余裕でセーフ🫱
中の餡はニンニクがしっかり効いていて、味がキマッている👌
なるほど、これは確かにタレ不要だ🧂
筆者の好みとは少し違うが、正統派餃子としては超一流👍2024年食べログ100名店(餃子部門)は伊達じゃない🥟
そして、タンメンの着丼🍜

ひと口すすって、バックスクリーンへ打球が吸い込まれた。これは反則級に美味い!

オイスターソースなのか醤油なのか?だが、スープはやや茶色がかり、独特の香ばしさ。
初めて出会うタイプのタンメンに、思わず「タマランチ故会長!」と脳内実況。

中太麺はツルツルモチモチ。
具材とのバランスも絶妙で、どんどん箸が進む。
結論。
餃子もタンメンも、どちらも超ハイレベル⤴️
お値段は強気だが、その価値は確かにある💰
ただし、今回は試合時間との戦いで、熱々を大急ぎでかき込まねばならなかったのが心残り😭もう少し落ち着いて味わいたかったゾと。
次回は試合のない日に、ゆっくり再訪したい名店である。