寿限無@三田

ノッポのネーチャンに借り💰がありましてね。その借りを返すべく、今日はランチ接待でございます。

172cm+ハイヒールの彼女と、165cmの筆者。

並んで歩くと、さしずめ“女子バレーのエース”と“卓球の補欠選手”が入場行進しているような不思議な画になワケで。

しかも彼女、旦那も息子も180cm越えという高身長一家。

そんな人からすれば、私なんぞと歩くのは、きっと「今日は豆柴のお散歩です」くらいの感覚なのだろう。

チクショウ!全パーツ、自分で割と気に入ってるのに、その中で“唯一”欠けているのが身長ってのがまた悔しいゾな(殴)

と、いくら身長コンプレックスを訴えても背が伸びるワケでもないので切り替えよう。

辛いもの好きの彼女にぜひ紹介したかった店。坦々麺の名店「寿限無」

迷いなく“大辛”を選ぶ彼女。いいねぇ、その心意気。

いざ着丼!

スープはさっぱりしているのに、コクと旨味がギュッと濃縮され、八角の香りが効いた絶妙な一杯。

いやぁ、美味い。これは借金返済どころか心の借りまで返してくれる味だ。

気づけば彼女も夢中ですすって、黙々と完食していた。

ミッションコンプリート💪目線が変わらぬ座位で、どうだと言わんばかりに胸を張ったわけだ。

味の前では、身長差なんて関係ない❗️

そういうことで、今回は締めさせていただきます(笑)

神奈川出張-ハングリータイガー(洋光台)

神奈川出張。Y局長との待ち合わせは、懐かしの上大岡駅。

バスターミナルは屋内になり、L商会も三越もとうに姿を消したが、

あの“赤い風船”の看板だけは健在だった🎈

さて、横浜の住宅街といえば、狭い道、容赦ないアップダウン、そして妙に急なカーブ。

長崎・神戸・尾道と並ぶ「坂の街・横浜」の名は伊達じゃない。

そんな地で待っていたのは、Y局長の三急運転(急加速・急ブレーキ・急ハンドル)

ジェットコースター顔負けのスリルに、目的地へ着く頃には完全にグロッキー。

もしこれが野球少年の送迎だったら、車内は地獄絵図だろう。試合どころか、グラウンドは野戦病院である🤮

まったく、冗談は顔だけにしてほしいものである💢

午前の仕事を終え、再び“局長ジェット”で次の現場へ。

途中ランチ休憩になり、さてどうするのかと思っていたら、

「あ、こんなところに〇ニーズが!」

と言うが早いか、ドッカン急ブレーキ&急ハンドルで駐車場に突入💢💢

その上で「すみません、この辺詳しくないもので。デ〇ーズで良いですか?」とのたまう(あんた、もう入っとるやんけ、、、)

ちょ、ちょっと待って‼️横浜まで来てファミレスとは何事ぞ⁉️環2家も、ステーキB&Bも、ラーショ大和、パッパパスタ、味奈登庵もあるじゃないの。

……と言いかけたその時、後部座席の早さんが絶妙なアシスト。

「グルメの金太郎さん、この辺お詳しくないですか?」

おお、さすがチームプレー!👏

「じゃ、時間もアレですし、すぐ近くのハングリータイガーでハンバーグでもいきますか。Y局長、車回してください!」

こうして見事、デニー〇の刑は回避されたのであった(笑)

まったく、我々もやりたい放題なメンバーである🤣

肉々しいハンバーグがマイウ〜ッ!

小学生の頃、この近くの丘の上に住んでいた。

当時は年に一度、ファミレスに行けるかどうかの家庭事情で、「ハングリータイガー」は憧れの店だった。

それが四十年の時を経て、ついに初入店。

感慨深いランチである。

お値段2,300円。なかなかの高級ランチだが、ここはロンモチで自腹。

Y局長には少々お高くついたが、あの“三急運転”のダメージ料ということでご容赦願いたい(爆)

午後の仕事を終えたあと、早さんのリクエストで海岸近くのとある場所に立ち寄り、帰路についたとさ。

Y局長、運転お疲れ様でした(カーナビ調)

よね屋@曳舟

張り子の赤べこのように首を縦に振るばかりのボンクラ達にストレスフルMAXの日々💢

どーしてもいかにしても発散したい夜は、坊主Bの野球関係の方々とよね屋で一献🍶急遽のお誘いでスンマセン🙇‍♂️

筆者の中では居酒屋おくまんと双璧をなす、お気に入りの店である。

まずは小袋刺し

鮮度がものを言う一品だが、ここはもう文句なし。

クニュクニュと歯が喜ぶあの感触。これはなかなか他店ではお目にかかれないもの。

続いてレバー焼き

このご時世、そのまま食べては行けませんよ!

良い子の皆さんは、焼き石でしっかり中まで焼いて食べましょうね☺️

アイナメ刺とブリ刺

アイナメは淡白ながら、旨味がギュッと詰まった身。ブリも脂がしつこくなく、品のある味わいだった。

こんなの、口に入れた瞬間に「アンタ最高ダヨ」と唸りたくなるやつ。

焼鳥(もも・かしら・しろ)

タレも塩も職人の手仕事が光る。

刺身→レバー→串、そしてホッピー。

この流れ、まるで東京下町版「完全食ピラミッド」。

キンミヤホッピーで流し込む瞬間、

「生きてて良かったランキング」上位に食い込む。

やっぱり、よね屋は最高でおました。

うら若きベトナム人の店員さん(ペコちゃんと命名)に写真をお願いしたところ、笑顔でパシャリ📸自分も入れるとか、ますます可愛さMAXじゃないっすか💕

憂さ晴らしに、またおじゃまします(笑)

ぼたん@大塚

娘Aと別れた万次郎と筆者。

かれこれ30年前の若きし頃、万ちゃんとは夜な夜な車を飛ばし、環七のラーメンを食べ漁ったものだった。

「やっちまうか」の誘いに、彼、やや戸惑いながらもOK牧場。

途中下車し、1発キメることにした🍜

池袋周りで帰ると、遮二無二ここが浮かんでくるんですよね。端くれ九州人のDNAがあるんだろう、ということに😅

変わらず美味いけれども、今日は豚骨が弱い感じがした。ま、こういうこともあろうわな。万ちゃん的には井草の御天を思い出したとのこと。ま確かに、そのくらいのレベルだった。

という事で、腹いっぱい、胸いっぱいの🍄会特別編でしたとさ!

🍄会(特別編)★いかの墨@新宿

万次郎とその娘Aとの宴席。

「金ちゃんと飲みたい」という、姪っ子からの嬉しいリクエストに、オジサンは大興奮♥️

「新宿で魚」指定なので、筆者セレクトは新潟発祥の名店いかの墨🦑

ところがである!

新南口で降りた瞬間、「ここはどこ? わたしは誰?」状態に突入👀

地図アプリを片手に高層ビルの谷間をさまようが、なかなか1階へ通じる道が見つけられない。余裕をかまして出たのに、約束ギリギリの時間になってしまった💦

個室では無いが、テーブルから食器類まで、落ち着きのある良い雰囲気。

お通しは“籠の中から選ぶ”という、まるで寿司職人の前で性格を試されるような演出。

これを酒蒸し。ちなみに水分は吉野川

水までコダワル、これぞ新潟魂👏

まずはハイボールで乾杯🍻

火入れが絶妙♪コクを楽しむ。

ブリはステーキ並みの厚み!霜降り具合からしても、もはや“魚界の松坂牛”である🐃イカは新鮮そのもの!コリッコリで甘い🦑秋刀魚もプリプリ🐟

これらの馳走を“村祐”と“たかちよ”のダブル新潟酒でフィニッシュ🍶´-

あぁ、これぞ魚の楽園。相変わらず良い店だった。魚メインの接待なら、まず外さない一軒である。

そして何より、元気ハツラツ、己の道を突き進む万次郎の娘A

バシバシっと自分の主張をするその堂々たる姿に、圧倒されっぱなしだった。

筆者にも少しだけそのパワーをお裾分け頂けていたなら、、、人生違っていたろうな~と思うワケで(笑)

万次郎との夜は続く、、、

越の誉 貴醸酒-kiki-

先日、ゆたんぽ会長から頂いた一本。

その名も「越の誉 kiki」

これ、新潟柏崎は原酒造さんの“越の誉シリーズ”のニューフェイスである。

以前いただいた越の誉90は、精米歩合なんと90%。

「酒米をたった10%しか削らない」と聞いて腰を抜かし、実際に飲んでその美味さに2度驚いた。

さて今回の「kiki」。

その名は「貴醸酒(きじょうしゅ)」と「90」の“ki”を組み合わせたもの。

ラベルには、愛らしい女の子とキツネのイラスト。

ちなみに、「貴醸酒」とは——

仕込み水の代わりに日本酒を使うという製法からできるもの。酒で酒を仕込むという何とも贅沢な造り方だ。

~香りはメロンとチョコレートが交錯し、一口で深みのある甘味とコクが広がる~

口に含むと、上の商品説明そのまんまで、ちょっと笑ってしまった。

ただし、この濃厚な甘さゆえ、シーン選びは限定される。食中となると、主役の座を完全に奪ってしまいそうだ。

それゆえ食前か食後に、静かに盃を傾けて楽しむのが正解だろう。逆にチョコレートやフルーツなど甘いものとの相性は悪くないかもしれない。

甘口好きの筆者にとって、越の誉シリーズはやっぱりド・ストライク🎯

ゆたんぽ会長、今回も見事にツボを突かれました🍶

ごちそうさまです。

カネマラ考

先日、万次郎君から貢がれた一本。

名は「カネマラ」。アイリッシュ・ウイスキーだという。

アイリッシュといえば、ジェムソンやバスカーが定番で、飲み口も軽やかで陽気。

だがこのカネマラ、どうも「ピート香」があるらしい。

アイルランドにもそんな癖者がいたのか、と少し胸がざわつく。

ピート香といえば、アイラ島のラフロイグ、ボウモア、アードベッグ。

泥炭と潮の混ざった、あの独特の“湿った男の香り”

筆者もラフロイグは常備しているが、アイルランドの風がどんな匂いを連れてくるのか、興味深かった。

ひと口、口に含む。

おや。ラフロイグのような海の荒々しさはない。

代わりに、草原の向こうからふっと吹くような、柔らかく甘いピート香が鼻を抜ける。

派手さはないが、なんとも上品。

シングルモルトの純粋さが、しみじみと体に染みる。

万次郎商会からの貢ぎ物としては、あのディーコンに続く第2弾。やるじゃないか、万次郎。君は一滴も飲まないのに。

この調子で第3弾も、気が向いたらでいい。

いや、できれば年内に頼む。寒くなる前にね🥳

寿限無@三田

早出ランチの日。これを目論むも、、、

踵を返して「田町 ラーメン 新店」で検索をかけたところ、なんとなんと寿限無が出てきたではないか~!しかも、二郎から至近というね🏃‍♂️


寿限無は、はしご系の担々麺店で、上野人形町に支店がある。これはイカネバの娘でしょ~ということで、行って三田。

大辛にしてもさして辛さはなく、スカッとさわやかな辛味が心地よい。

スープははしごよりも若干コクがあるように思え、麺は極細麺で小気味良い啜り心地。満腹&大満足!

いやはや、我が職場の町にはしご系が来てくれたのは嬉しいですねぇ👏

プチサービスで味玉なんかもくれたのも、グッとハートを掴まれた感じ(笑)
辛いものをキメたい時には、また伺いたいゾと。

つけ麺屋やすべえ@田町

2001年創業のやすべえ。来年で四半世紀を迎える老舗のつけ麺店。

既に閉店しているが、三田には天空というつけ麺屋があった。
もともと、どこぞのやすべえで修業して、始めたと言っていたことを思い出す。

当店では、小盛(180g)、並盛(220g)、中盛(330g)、大盛(440g)まで980円の同額。この麺増量サービスも、やすべえが先駆けと記憶している。
男性なら中盛から大盛、女性なら小盛か並盛が一般的と思われるが、筆者は小盛。
並盛と悩んだが、小盛にはトッピングが一品無料になるサービスに前髪を引かれたわけ。

豚骨×魚介のWスープではあるが、六厘舎やとみ田のようなドロドロタイプ、いわゆるまたおま系では無い。大勝軒のスープに甘味を強調させたスープで、これはこれで美味いですね。

麺も今でこそ特筆すべきものではないが、ツルモチの食感と小麦の風味と甘味が良いもの。甘味と甘味の相乗効果が◎

そして、最後に割スープを入れてフィニッシュ。美味しゅうございました。駅前の舎鈴よりやや値は張るが、しっかり作り込んでいて、筆者としてはこちらの方に軍配を上げたいぞと。

芸術祭・後編(刺繍)

さて、英語の手紙事件でノックアウトされた父、気を取り直して家庭科コーナーへ。

そこには色とりどりの布、賑やかな模様の数々。

「へぇ〜、今どきの宿題って、こんなの作るんだ!」と感心しながら眺める。

で、あった。Bの作品。

これは確かに、夜な夜なチクチクやっていたのを見た👀

つまり、これは本人作。母の代筆案件ではない。

愚息ながら、なかなかの出来栄えだ。

筆者はというと、学生時代、宿題をまともにやった記憶ゼロ。

夏休みの最終日なんて、工作も作文も全部テキトーにこしらえた派。

だから、この刺繍を見て、なぜか胸が熱くなる。

わらうことなかれ🫵これは“魂の叫び”である。

きっとこの子も、始業式の朝に、

「ヤベッ!やってねぇ!」と焦りながら10分で縫ったに違いない。

——その“めんどくさい気持ち”、よくわかる。

この1本の刺繍にこそ、少年のリアルな感情が詰まっているのだ。

芸術とは、心を動かすもの。

そういう意味で、この刺繍、作品賞・父心部門・最優秀賞。

そう心で拍手しながら、父は静かに校舎を後にした。