かつて、こよなく愛した三田紫禁城。美味い、安いに、汚いが付く。コロナもあってなかなか訪問する機会が無かったが、意を決して行ってみたの巻。
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赤の面積が減った分、おどろおどろしさは減ったけど、賑やかな壁だ。
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以前は中華料理のみのランチだったが(中華料理屋だったしw)、うどん、そば、素麺、冷麦とかね、、、家庭かっ!と言いたくなるランチのラインナップ。
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13時過ぎということもあるが、人っ子一人居ない。
店員の男性に「とろろご飯が美味いよ」と言われたが、マイ紫禁城にとろろのイメージは皆無。消去法で焼きそばをオーダーした。
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麺もソーセージも、メードイン業務スーパーのそれ。ハッキリいって、家で作るマルちゃんの焼きそばの方がよほど美味い。マカナイで出てきてもガッカリするだろうし、550円とはいえぼったくられた気分になった。
ここにはかつての愛は無いんだな・・・。
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傷心に打ちひしがれ、会計をしようと財布を開けたところ、なんと小銭が450円しかないという事実。慌ててペイのヤツが使えないか聞いたところ、現金オンリーという。この焼きそばのクオリティじゃ、デスよね~。諭吉で良いかと尋ねたところ、ちょっと待ってと一旦厨房に行き、戻ってきた。
そうしたら、なんと!かつて愛したママさんが、ババーになって出てきたという事実。マスクを外し、「麗々ママ、僕だよ僕」と顔に指を当てて告げると、
「え?金太郎さん?ヤだぁ~久しぶりじゃない。来てくれて嬉しい。まだあそこで働いてるの?」
「そーなんですよ。いやぁ~ママさんが元気でよかった」
「金太郎さんも、白髪が増えちゃって。懐かしいわぁ~」
「中華はやめたの?」
「中華の後はカレーをやって、今は多国籍ね。多国籍なら、何でも出せるでしょう。ランチは和よ和」
「なるほど」
とか何とかのやり取りをし、件のお代のハナシになる。
「ごめん、1万円しかないのよ」
「何言ってるのよ!要らないわよ。金太郎さんが来てくれただけでも嬉しいんだから、また来てね。」
だって(笑)
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ということで、味云々はおいておき、紫禁城の愛は不滅だったとさ(爆)
借金返済のため再訪は近いが、さて、次何食べる?(悩)