年に一度のお約束に行ってきた。

まずは血抜きから💉🩸
これがまあ、何度やっても慣れない。今年は若い看護師さんだなと眺めていたところ👀、例年比1.7倍増しの痛みだった😭
同じ腕、同じ人間、同じ人生なのに、なぜ刺す人によってこうも差が出るのか。これに関しては、回数を重ねた熟女の方ががが・・・(殴)
続いて、腹部エコー検査。でっぷり育った腹部を、「そこまで押すかい?」という深さまで😱
容赦なくグリグリされる鈍痛ったら、これまた何年経っても慣れない。
とはいえ、これらはまだ前座である。
問題は、アレだ。
死刑囚の気分で入る、あの部屋。

この部屋に足を踏み入れる瞬間、毎年思う。
「これはもう、死刑囚が最期を覚悟して入る部屋だ」
むしろ、一瞬で意識が飛んでくれた方が幸せなのではないか。そんなことすら考えてしまう。
まずは、麻酔の氷を口に含む。

喉に広がるドロッとした違和感で一発目の
オエッ。
続いて、直前の口内麻酔の噴射で
オエッ。
「一回止めましょうか?」
止めてもらう。
そして再開。
オエッ。
ベッドに横たわり、いよいよ例の管が投入されると、そこから先はもう数え切れないオエオエッのオンパレード。
溢れる涙と鼻水なしには語れない、年イチの苦行である。
「大丈夫ですよ」と背中をさすってくれる女医さんの優しさが、この時ばかりは身に沁みる。
食道、胃、十二指腸をくまなく確認。そして、刑の執行は、、、
ならず!
「問題ないですね。生検の必要もありません。」
刑を1年猶予すると首の輪っかをサクッと外された瞬間の、この安堵感たるや。
嬉しさのあまり、抜かれる管が喉を通る際、最後の嘔吐反射をサービスで追加して終了。一件落着。
会計を済ませ、簡易的な結果説明で先生から一言。
「肝臓の数値が、昨年、一昨年より良いですね。お酒の量を減らされたんですか?」
むしろ増えているんだが・・・(汗)
正直ベースで答えた。
「今まではドック前日だけ酒を抜いてましたが、今年は2日抜きました」
すると先生、苦笑いして、
「なるほど、それはいいですね。ぜひ継続してください」
はて、継続すべきなのは、酒を控えることなのか。
それとも、人間ドック直前だけ“善人になる”生き方なのか。
無論、正解は前者だろう。ただ、それはムリ。これまでどおり、365日のうち363日は好きに飲み、残り2日で帳尻を合わせることしかできない。
来年もまた思うだろう。
「今年は、3日抜こうかな」と。
歳を重ねるごとに、健康と酒のバランスを探り続ける中年の終わりなき旅。
また来年のこの時期に、この話題でお目にかかれたらハッピーと思う😅