とにかく忙しくてシャレにならん💦そんな中、平塚に降り立ったの巻。観光ではない仕事である。浮かれ気分ゼロ。足取りはすこぶる重いが、昼がある限り希望は捨てない。
出張先近くに現れたのがとり木瓜。

さて問題です。
「木瓜」これ、読めますか?
私は読めなかった。
一般的には「ボケ」と読むそうだが、当店では「もっこう」と読ませる。瓜だけに、うをりに変える隠語だとか、そこまで考えていないとは思うが(殴蹴)
外観はなかなかに田舎チック。

失礼ながら「ここ…大丈夫か?」と一瞬よぎる佇まい。

だがメニューを見ると、かなり攻めている。並が無い。上(1,200円)と特製(1,400円)の二択💸
1,200円に一瞬ひるむが、「せっかく平塚くんだりまでやってきたんだし、もう200円出して幸せが増えるなら安いのでは?」という謎理論が発動。店の作戦に、きれいに一本釣りされる🎣
着丼。

まず麺線が美しい。丼の中に整列する細麺。これだけで期待値が天井突破。
縁からスープを一口。
「うまっ」
思わず声が漏れるタイプのやつ。
清湯寄りの見た目とは裏腹に、かなり濃厚。だがギリギリ重くない。鶏の出汁が主役。そこに蛤の旨味がそっと寄り添い、ほんのわずかな酸味が全体を締める。これは…設計図が見えるラーメンだ。
細麺は菅野製麺所製。

スープの持ち上げが異常レベル⤴️
「麺がスープを吸っている」のではない。「スープを連行している」と言いたい。
一体感が凄い。これは偶然ではない。計算が尽くされている。
低温調理の肉もまた良い。
脂は控えめ、だが不足なし。赤身はやわらかく、旨味しっかり。鶏チャーシューもあっさりなのに地鶏感あり。

過不足ゼロ。出張先から一番近いからという理由だけで入った店が、後から調べると名店出身。
「ああ、やっぱりね」
平塚に今後どれだけ行くかは未知数、だが断言できる。ケツ位置の悪いボックスシートの疲れを一撃で吹き飛ばす一杯だった。
覚えておこう。読めない店名は、だいたい名店🧐次の出張も、当たりを引きたいものである。