家二郎の巻(プロトタイプ3)

「美味くない二郎系を食べるくらいなら、家で作った方がマシじゃね?」

もはや信念なのか、負け惜しみなのか分からぬ持論を胸に、家二郎実験もついに第三弾である。

今回の舞台は、王者・セブンイレブン。

ヨークマート、ヨーカ堂と並ぶ7&i軍団のエース。金シリーズをはじめ、コンビニ界の開発力はもはや国家レベル。

「セブンにハズレなし」

そんな幻想を抱きつつ、棚の前でニヤつく中年。そこに鎮座していたのが、とみ田監修。あの名店、中華蕎麦 とみ田の名を冠した一杯である。

さらに思い出す。とみ田系列の二郎系、雷 本店。あれは凄かった。油、麺、豚。すべてが暴力。丼の中で治安が崩壊していた。

あの血を引く商品。期待するなという方が無理である。

いざ実食。

まず、痛恨のミス。お湯、目分量。規定150ccのところ、やや多め。その結果、スープが若干の優男仕様に。本来なら拳で殴られるはずの豚骨醤油が、「どうも、こんにちは」と会釈してくるレベル。

そしてニンニク。これが…効いていない。二郎系におけるニンニクとは、魂である。パンチであり、人格であり、社会性を捨てる覚悟である。

ゆえに結論。

ニンニク追加、必須。

麺。

ツルモチ系。悪くない。むしろ一般的には優秀。だが我々が求めているのはツルツルではない。

ワシワシ、だ。

「麺を食っている」のではなく、「麺と格闘している」感覚。今回、それはやや控えめ。

総評。

再現度は50%。コスパはシリーズ最高の305円(スープと麺275円+もやし30円)。しかし、いかんせん期待値が高すぎた😞

セブンというブランド力。とみ田監修という看板。その分、ハードルが上がりすぎたのかもしれぬ。実に惜しい。

だが家二郎実験はまだ終わらない。