燦@お花茶屋

野球後の一杯。

当店はつけ麺が1番の売りで、卵かけ麺や油そばというラインナップを揃えている。筆者のコンサバな性格と相まり、この醤油ラーメンの美味さの前に、なかなか手が出ないという事実😅

生姜の風味と甘い飲み口のスープが特徴。

他に類を見たことが無い極細の平打ち麺。噛み心地と風味がたまらない。

3度目だが、筆者の琴線にふれまくりの1杯。清湯醤油ラーメンでは、啜乱会@新小岩と甲乙つけ難いレベルと思っている。

九州らぁめん どん きさろく@八柱

松戸市内での練習試合のあと、腹ペコ3割・疲労7割の状態で突入。

近くに評判の店も見当たらず、「まぁ、ここでいいか…」という消去法ランチの選択である(失礼!)

店名には堂々と「九州らあめん」と掲げられている。が、そもそも“九州らあめん”ってなんじゃい!?

博多?長浜?久留米?佐賀?熊本?鹿児島?

エリアが広すぎて、九州民も「そんなジャンルあったっけ?」と首をかしげるやつである。

と、最初からツッコミ満載のスタートだが、ラーメンは味がすべて。

ごちゃごちゃ言う前に、まずは一口。

見た目はパンチがありそうだが、実際は塩味控えめでややぼんやり系

コクはあるのにキレが足りず、さらにアク取りが甘いせいか少々エグ味が顔を出す。ん~好みじゃないんだよなぁ💦

食感はモソモソ気味で、いわゆる「九州の細ストレート麺」とは別物。

「九州らぁめん」と銘打つには、やや東日本寄りのDNAを感じる一杯であった。

ということで、残念ながらこの一杯から、九州の風はそよとも吹かなかった。

でもね。

こうして「九州らぁめんとは何か」を改めて考えさせてくれた時点で、このお店には価値がある(笑)

次があるかは?だけど、きっと“どん”と感動させてくれるはず。期待してます、きさろくさん!🍜

伍福軒@田町

天下一品ファンにとって、先の閉店ラッシュは衝撃だった。憶測が飛び交っているが、未だ正確な理由はナゾである。

で、その跡地にできたお店。

京都に新福菜館という老舗ラーメン店があるが、そのインスパイアという。

漆黒のスープに大粒の背脂がプカプカ浮いている。見た目通りやや塩味が強いが、香ばしく、コクがある。

麺は一般的な中太ストレートの中華麺。このスープにはマッチしている。

固茹での味玉は初回のサービス。チープなおろしニンニクの香りがした。キンキンに冷えているので、別皿で正解😅

普通に美味い1杯だが、天一のこってりラーメンのように積極的にリピートしたいかと聞かれたら、そうでもない。

天下一品大量閉店の理由の1つに、天一本部からの仕入れ価格の上昇や、値上げによる一部の客離れが挙げられているが、それが本当であれば、1杯790円という価格は真っ向から勝負していることになる。唯一無二のスープと価格勝負の京都ラーメン。今後の行方が気になるところだ。

居酒屋よし成@雑色

(島根からの帰り)
飛行機の出張といえば、夕方まで仕事をやり、最終便で帰るのが常。

しかし、この日は奇跡的に一本前の便に乗れた✈️羽田着18時過ぎ。

「イー時間ですね〜」と誰にともなくつぶやき、気づけば足は自然とよし成へ向かっていた🚶🏽‍♂️

林の将軍様に連れられ、初めてここを訪れたのは四半世紀前。

まさか一人で暖簾をくぐる日が来ようとは…

店に入ると、「あれ、金太郎君?珍しいね。1人なの?」とカウンターの大将が迎えてくれた。

どもどもと挨拶を終え、おしぼりで顔を拭いてセット完了。よし成ワールドの始まり🐟

おもてなしの心意気を感じるもの。これをビールで流す幸せ🎶

こちらのお供に選んだのは群馬の地酒・巖(いわお)

これがまぁ、名前に恥じぬ岩のような男前な味。「貴様、なんか文句あっか?」と日本酒が話しかけてくるような、硬派な一本。

筆者の趣味とは違うが、こういう“仁義なき一杯”を好む酒徒にはたまらんだろう。

続いて登場、刺身盛り合わせ。

ラインナップがまるで紅白歌合戦🏮👘✨

いやはや、これを独り占めできる幸せといったら、元々無い語彙力が溶けて「うまっ!」「すげっ!」しか出ない。幸せの極致‼️

胃袋が7割ほど満たされたところで、〆の一皿。

この料理、実はシンプルに見えて、職人の魂が問われる一品。

血合いの丁寧な除去、塩の振り方、火の入れ加減——どれを取っても手抜きは許されない。一口食べて、天国か地獄かすぐにジャッジできるもの🥊

出てきたそれは、皮はパリッ、身はしっとりホロホロ。

脂が舌の上でとろけながら、海の香りを残して消えていく。

……うむ、これぞ“静かなるごちそう”。

これを真澄(諏訪)と屋守(東村山)で流し込み、今宵も完全体を迎えた。

ごちそうさまでした。

大将、また年末年始に帰ってきますぞ🎄🎍

島根出張②

今回の宿は「ドーミーイン御宿 野乃 松江」。

サイトいわく、「一歩踏み入れれば、そこは喧騒を忘れる和の癒し空間」――らしい。

うむ、確かに玄関で靴を脱ぎ、廊下も部屋もノーシューズ・ノースリッパ。

日本人的には「はいはい、いつものやつ」だけど、外国人には“文化体験アトラクション”レベルの非日常かもしれん。

ただし、私にとっての非日常は、ここからである。

──最大の失敗、それは、朝食を付けなかったこと。奥さん!ここは海鮮丼が作れるんデスよ‼️😭

見よ、この恨み節、、、たとえ800円の手当を失おうとも、海鮮丼は食うべきだった…。

予約したあの瞬間、財布ではなく心が節約モードになっていた😭アタシ、馬鹿よねぇ~(殴)

午前中はみっちり監査業務。

昼は例によって「毎度すみません!」の愛情弁当。

朝飯抜きの腹ペコオヤジにとっては、涙ちょちょ切れもの🍱✨

午後は、栃木のドラマーによる講演をBGMに、事務作業をカタカタと。

早めにおいとまし、羽田に到着🛬

島根の余韻と海鮮丼の幻を胸に――この旅にはまだ続きがある(笑)

島根出張①

午前中、事務所でてんやわんや。

阿蘇の殿様に呼ばれてあれやこれやと説明し、上役に呼びつけられ頼まれごとを引き受け、唯我独尊BBAとの打合せ、お国、ベンダーなどへのメールの処理など、事務所内を一人リレーをしているような勢いでやり散らかし、羽田空港到着はギリギリとなった💨

「間に合った!」と思いきや、使用機の到着遅れ。

そこへ追い打ちをかけるように、まさかのバスラウンジ送り

飛行機に乗る前から、すでに一仕事終えた顔である😮‍💨

ホテルに寄る余裕もなく、そのまま懇親会場へ直行🏃‍♂️

和の心と創作の魂が融合した、もはや“料理版・令和の侍”である。

結果:「美味すぎて話にならんやつ」認定💮

どれもこれも仕事は丁寧、味は一流。

“和食職人界のピカソ”がいたら、間違いなくわだつみの厨房にいるに違いない。

ただし一点だけ!

飲み放題の日本酒が、惜しいっ。

料理が金メダル級なのに、酒が地区予選レベル🥲

ここだけクオリティをちょい上げてくれたら、

満場一致で💯💮ごちそうさまでした😋

珍しく、Kさんから二次会への誘い。川を渡り東本町の夢物語さんへ。

誰も発声練習などはせす、「いつもKさんにはおせわになってますから、これ飲んでください」と、宮城峡、知多をガンガン浴びて完全体。

フラフラの千鳥足で、お宿へ。

その後の記憶は、ご想像のとおりです(蹴)

🍄会★雅山@麻布台

このほど、妹🍄が26年間勤めた仕事を卒業した。

つくづく惜しいけれども、これも彼女の人生の選択。努力と忍耐の結晶とこれまでの息子娘達への御礼も兼ね、お疲れ様会を開催 👏

会場を手配したのは弟🍄の万次郎である。

場所は、麻布ヒルズの麓

葛飾村の狸穴に住む筆者。平日は仕事だから仕方なしに港区にはい出ているが、土日に大都会の麻布狸穴町(👈ホントの地名)まで出張ることなんて滅多にないので、どこか新鮮で、お上りさん気分になってしまった😅

店の紹介文には、こう書いてある。

「米沢牛好きによる、米沢牛好きのための、米沢牛の店。」

三度“米沢牛”を唱えるあたり、もはや肉教の経典である。

名物は「塩すき焼き」

牛を真っすぐ味わうための潔い一品。卵まで米沢産という、こだわりぶり。

妹🍄の希望も「すき焼き」。よし、今日は塩すき焼きで華やかに!と意気込んで入店🚪 ̖́-

がっ!そこで事件発生。

先に着いていた隣の万次郎の顔色が、牛脂のように白くなっている。

「た、太郎さん。オ、オレは取り返しのつかないことをしてしまった。間違えてしゃぶしゃぶを選択してしまってた。」

えーっと。。。しゃぶしゃぶとすき焼きの違いを3秒で思い出してみる。

はい、全然ちゃうやつ💦💦💦

すでに鍋もタレもセッティング完了。ここで「すき焼きに戻して」と言える胆力は、トランプ君ならやっちゃいそうだが、日本の総理レベルでは無理。もはやしゃぶしゃぶの運命を受け入れるしかない。

ちなみに筆者、断然しゃぶしゃぶ派。結果オーライ😜

まずは前菜から。

シャケのムニエルは、子供のお絵描きのようにとっ散らかっている🫣搬送中に転倒事故でも起きのだろうか🤔

誰も付き合ってくれないから、1人チビりチビり😅

鍋がグツグツしだしたところで、野菜を投入。

続いて、主役の米沢牛がドド~ンとな。

見た瞬間、全員の目が“肉の惑星”に吸い込まれた。

脂の香りが優しく、口に入れた瞬間にとろける。牛肉特有の臭いは皆無で、脂がキツくなったこの歳でもいけるもの。

「これが麻布狸穴の味か…」と、下町狸の目が潤む🥹

〆はきしめん。鍋の旨味を余すことなく吸収したものをゴマだれで流す。

えー、これが会社の接待だったら、万次郎君はクビチョンパの危機に陥っていただろう。だが今回は🍄家族会。肉汁と笑いで全てがチャラになった。

妹🍄ちゃん、26年間ほんとうにお疲れ様でした🙌

そして次回──

「クリスマスすき焼き会 in 下町狸穴」開催決定🎄

お肉はオーケーで決まり(爆)今度は私が間違えないようにしないとな(苦笑)

マクドナルド

ラーメンでも、そばでも、定食でもない。

財布の中身と胃袋のテンションが一致した結果、久しぶりにマクドナルドへと吸い込まれていった。

注文はいつものビッグマック。

気取らない、裏切らない、カロリーだけは正直な男。子どもの頃からずっと浮気せず、俺の胃の青春を支えてきた。

ポテト?いや、無理。

あれはサラリーマンの天敵。1本食べたら2本3本と、箱が空になるまで、止まらないhaha~🎤チキンナゲットにチェンジ。

大きな口をあけ、バンズ一口かじる。

ああ、懐かしい味。ビッグマックソースとピクルスが美味い😋

最後の爽健美茶で、胸ににつかえるバンズを流してごちそうさま。

つかず離れずの仲。それが、ボクとマクドナルド。

果たして私は、何歳までビックマックを食べられるのだろうか🍔

さようなら。また会う日まで。

茨城だっぺ出張記

上野から特急に揺られて友部へ、さらに常磐線快速に乗り換えて内原へ。

「首都圏の普通列車で時速130km!?」という噂、まさかの本当だった。

さて、腹が減っては業務はできぬ。

駅前には何も無いので、徒歩10分のイオンモールへ🚶‍♀️

同行のA部長とランチ会議が始まる。

「天ぷらか?」「いやステーキか?」「いや中華?」「いや韓国?」

結果、見慣れた君に決めた🐟

脂のノリはそこそこ、サイズはやや控えめ。

でも炭火の香りがふわっと鼻を抜けた瞬間、「あ、これ正解だ」と悟る🐟🔥

タクシーに乗り、先方へ。運転手に「木葉下(このはした)までお願いします」と告げたところ、キョトンとしている。ここですここと、携帯の画面を見せたところ、「あーこりゃーあぼっけだべぇ」とな。

一瞬フリーズ。

こちとら1つもボケてるつもりはないけど、、、コレはひょっとして方言通じないシリーズか?

先様にこのやりとりをしたところ、笑って説明してくれ、木葉下とかいて「あぼっけ」と読み、アイヌ語由来とのことである。

いやはや、茨城の奥深さよ…。

仕事を終え、帰りのタクシー。

運転手は陽気な女性で、話が止まらない。

曰く、あのイオンモール、週末には4000台の駐車場が満杯になるらしい。

山からも人が“下山”してくる人気っぷりだとか。

「帰りは車探すのが大変なんだっぺ〜」と笑う声が車内に響いた。

茨城出張の復命は以上です(笑)

高知出張②葉牡丹

高知の朝。

目覚めとともにまず感じたのは、、、二日酔いと、胃の奥で寝そべる昨夜の餃子🥟

「お前、まだいたのか…」と心の中で呟く。

そんなわけで、今回は「朝食抜きプラン」にしておいて大正解💮我ながらナイス判断😮‍💨

というかね、昨日の空港に降り立った瞬間、「暑っ!」と高知にツッコミを入れたのだったが、10月も半ばというのに30度ですよ!奥さん!

暑さも湿度も、まるで“常夏・土佐リゾート”。

汗をぬぐいつつ、「このまま桂浜で泳げるな」と思った🏊‍♀️

チンチン電車に揺られ、仕事場へ。

筆者も高校1年間はこれで通ったんだよな~なんてノスタルジックジックな気持ちに。

午前のメイン業務を終え、午後は栃木のドラマーが主役となる会場へ。

音とリズムの世界を横目に、こちらは“昼メシのリズム”に突入。

メインは肉豆腐。

これがまた、見た目は地味なのに、味は沁みる。

優しい出汁が五臓六腑に染み渡り、昨夜の餃子もようやく成仏🙏

午後の仕事も終わり、「さあ空港へ…」となるところだが、今朝、Nさんから「金太郎さん、久しぶりに高知に来られたんやき、短い時間でも1杯どうですか?」とお誘いを頂いていた。

来た!誘惑のチャイム(殴)女性からも飲みからも誘いを断れない男、それがワ・タ・ク・シぞな(蹴)

というわけで、1時間1本勝負を決め込み、高知の老舗居酒屋『葉牡丹』へGO!

藁焼きじゃないけど、香ばしさと旨みが絶妙。上品なパンチ力!

カツオ、大葉、ニンニクの三重奏。

「これ、全国チェーンにすべき案件です」🤤

ぷりっぷりの弾力、噛むたびに広がる旨み。

まるで、ウツボさんが「お前さんも飲め」と言ってるような一品。

捕鯨が何か?💢

専用タレで食べれば、さっぱりクジラの旨味を堪能できる🐳

卓上はまるで土佐のミュージアム。

司牡丹と桂月で流し込めば、もはや“飲む文学”。

「これが高知の夜か…」としみじみ浸るワタシ。

約束通り、1時間でフィニッシュ。

潔く、楽しく、美味しく。

ご馳走様でした、高知の神々。2日間、食べて飲んで笑って。胃袋は悲鳴、心は満腹。

“土佐ナイト”はこれにて閉幕と相成った。